当山の観音堂には千手観音菩薩が、安置され、子の歳の守り本尊として、安産・虫きりにご利益があるとして信仰を集めております。
観音様は着衣を身に付け、 十三年に一度着替えをします。
古くなった着物で腹帯を作り、産婦の腹帯に縫い付けておくと 安産だと言われています。
この観音菩薩は、大山城主佐竹義成公の守り仏であり、開山がこの観音堂を建立するに当りこの地に選んだ折、瑞祥に若竹が一夜のうちに伸びたと伝えられ、この「観音一夜の霊竹」を寺宝として保管されております。昔から安産・虫きり・交通安全を祈願する多くの参拝者が当山を訪れております。
また、観音堂の格子は、かつての名工左甚五郎作と伝えられ、特殊な組み方で玄人の人にも組み方がわからないとされています。現在の観音堂は、去る平成15年に多くの方の浄財により立替が行われました。
千手観音の願文
千手観音
千手観音さまは、具名は「千手千眼観音自在菩薩」といいます。千手千眼とは、無量の数を意味し、多くの慈手や慈眼を持たせることで観音菩薩の誓願である衆生救済の心を示しその功徳が限りなく及ぶことを象徴しています。二十七のお顔を持ち、四十二本の手を持っているのは、このような意思を強調したものであります。
千手観音に祈れば、「安産子育延命滅罪男女和合現世利益」があると進行されております。
「福聚海無量」観音様は、あらゆる人のどんなつらい悲しみも、どんなにつらい苦しみも、それにふさわしい方法で必ず救ってくださるのです。
千手観音さまの節分会
毎年二月三日の節分会の際には、御祈祷を執り行っております。
御祈祷料 | 10,000円 |
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安産祈願 | 5,000円 |
お札 | 3,000円 |
お申し込みは、こちらのメールフォームまたはお電話よりご連絡下さい。